岡山のｱﾒﾘｶ仕入れの
Vintage Select Shop、Bird’sです。
★★★★★★★
本日のお勉強の題材はｺﾁﾗ^^
Pｺｰﾄ
よーく巷で目にする”Pｺｰﾄ”
そもそも”Pｺｰﾄ”とは
どこから由来したものなのでしょうか。
元々はｲｷﾞﾘｽ海軍やｱﾒﾘｶ海軍が
着用していた【軍用アウター】の一種。
「Pｺｰﾄの”P”は何の略??」というのは
よーく聞かれますが、
「軍用ｱｳﾀｰだから”ﾊﾟｲﾛｯﾄｺｰﾄ”の略だよ」
というのは
どうやら間違いの様でして(笑)
おそらく
「Pea(錨/いかりの爪)」という語源が
有力だと思います。
ちなみにPｺｰﾄにあしらわれているﾎﾞﾀﾝには
錨/いかりのﾏｰｸが
刻印されているものが一般的です。
海軍や船乗りから発祥したものですからﾈ。
やはり、軍用ｱｳﾀｰだけに
ﾄﾞｺから見ても
機能性に基づいたﾃﾞｻﾞｲﾝになってます。
肉厚のﾒﾙﾄﾝｳｰﾙ使用。
ﾀﾞﾌﾞﾙﾌﾞﾚｽﾄ
(前を二枚の生地で重ねてﾎﾞﾀﾝをつけるﾃﾞｨﾃｨｰﾙ)
による防寒性の高さ。
ﾀﾞﾌﾞﾙﾌﾞﾚｽﾄの2列のﾎﾞﾀﾝは
「どちらからでも着れる」
「ﾎﾞﾀﾝが破損した時の予備」
などの理由もあったみたいです。
ちなみにﾒﾙﾄﾝｳｰﾙは
「圧縮した高密度ｳｰﾙ」の事です。
ふわふわしたｲﾒｰｼﾞが強い「ｳｰﾙ」ですが
ﾒﾙﾄﾝｳｰﾙは艶が出る程密度が高く、
防寒性の高い素材となっています。
お次は
海風の寒さから手を守るためのﾎﾟｹｯﾄ。
真冬の軍艦の甲板の上は、
いくら分厚いﾒﾙﾄﾝｳｰﾙを使用しているとはいえ
極寒だったでしょう。
なので
手を守る為にﾎﾟｯｹによく手を入れるので
ほつれを止める為の仕様に。
ﾎﾟｯｹの中も分厚いｺｯﾄﾝ素材。
大きな襟は
ﾓﾁﾛﾝ寒さ凌ぎと
立てることによって波音がうるさい甲板の上でも
指示などが聞きとりやすくなるんだとか。
そんなPｺｰﾄ、今ｼｰｽﾞﾝ最後の1枚が
あります。
ｻｲｽﾞはMen’sのM位だと思います。
ｱﾒｶｼﾞの中でも
ﾓｯｽﾞｺｰﾄやﾀﾞｯﾌﾙｺｰﾄなどのｱｳﾀｰに比べ
やや「ｶｯﾁﾘ」した印象のあるPｺｰﾄ。
ｺｰﾃﾞｨﾈｲﾄ的には、
お仕事とﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄ両方で着れると思うので
後はTPOを考えてﾊﾟﾝﾂを選んで下さい。
Pｺｰﾄ自体が丈が短い作りなので
ﾊﾟﾝﾂが太めでも細めでも
ﾄﾞﾁﾗでも似合います。
ちなみに｡｡｡
「ｶｯﾁﾘ」としたｲﾒｰｼﾞ故に
高校の学校指定ｱｳﾀｰの形などにも
取り入れられてる事も多いですね。
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さて
今週のお勉強Blog、いかがでしたか??
内容のﾘｸｴｽﾄは
どんな物でも受け付けておりますので
気軽にAKKOにご相談下さいませ。
それでわ、これから商品を出していくので
花金の今日。
まだまだお待ちしております!!
それでわ、今日はこの辺で｡｡｡また明日☆
positive thinking,positive life!!